一言でDIYと言ってもその範囲は多岐にわたる。電装品を自分で取り付けるのもある意味ではこの範疇であり、自分の好みに応じて内外装に手を入れるというのもDIYといえるだろう。
中には自分でキャンピングカーを作ってしまうという人やエンジンを降ろしてオーバーホールする人もいる。アイデアとセンス次第で可能性や範囲は無限にある。
しかし、素人が手を出すということはリスクをともなうのは当然のことで、我々整備士は技術も環境も、そして何かが起こったときのフォローも含めてリスクを負って細心の注意をしながら行っている。なんとなくやってみて、たぶん大丈夫だから料金を徴収というわけにはならない。
この点をしっかりと踏まえたうえでDIYもやればいいのだが、できるようになるまでにいろいろと起こってしまうのは事実。また油断でもトラブルは起こる。勉強代とはいえ、一歩間違えば他の人を巻き込む事故に繋がることも。
自分の愛車に興味を持つ事、色々とやってみたいと思う気持ちはいい事、ここまでは自分でやってあとはプロに任せるなど線引きをするのも大事なことだと感じた。