ブレーキタッチの好みは人それぞれ異なるもの。タッチの違いに大きく影響するのが、ブレーキパッドだ。ブレーキパッドは単なる消耗パーツではなく、調整パーツと言える。
パッドは減ったから交換するという人がほとんどだが、実は調整パーツとも言える。製品によってタッチは大きく異なるまたライダーのレベルによっても扱いやすい製品は変わってくる。また、サーキット走行において、多くのライダーが苦手意識を持っているのがブレーキング。不安を少しでも解消できれば、スポーツライディングは楽しいものになる。自分に合ったブレーキパッドを見つけてもメンテナンスを忘れてはいけない。パッドだけではなくブレーキキャリパーに汚れが溜まると、本来の性能を発揮できなくなり、好みのタッチでは可能性もある。そのためキャリパーの清掃は非常に重要だ。
気をつけてほしいのは、交換作業や整備。ブレーキは公道を走るバイクであれば、重要保安部品だ。まずは安全最優先、その上でブレーキパッド選びを楽しんでほしい。