1960年代前後の本格的な旧車はもちろん、最近では90年代の車両も旧車の仲間入りを果たし、旧車は今でも人気。定期的にドライブを楽しもうとすると直面するのが部品の供給問題だ。30年以上経つ車両はメーカーからの部品供給がストップしてしまうことも。人気車種であれば、純正同等品をアフターマーケットで入手することも可能だが人気車種でない場合それも叶わない。ネットオークション・フリマサイトで不人気車の部品が出品される確率はかなり低い難点もあるが定期的に巡回しておきたい。何年も探していた部品のデットストックが急に出品されることもある。
メーカーは基本的にはその車種に適合する部品しか供給してくれないが、流用できる部品や小加工で使える部品も少なくない。輸入車の旧車ユーザーはもちろん、日本車の旧車ユーザーもチェックしてもらいたいのが、海外の情報だ。信頼性の高い日本車だけに正規輸出だけではなく、並行輸出されたものも数多く存在し、海外で再生品がリリースされているということもある。海外では旧モデルが継続販売されている場合もあり、海外の方が安定して部品が流通しているということも。すべての部品が使えるわけではないが、アンテナは張っておきたいところだ。